本園は昭和21年設立以来、薬務行政の一つとして、薬用植物を収集、栽培しています。
現在は主に、危険ドラッグや健康食品の指導・取締りに向けた植物鑑別等の試験検査、調査研究を行うほか、薬用植物の正しい知識の普及に努めています。
なお、東京都薬用植物園の管理については、公益社団法人東京生薬協会に委託しています。
❄ イベント情報 ★場所:東京都小平市中島町21-1(西武拝島線東大和市駅徒歩2分)
利用のご案内 開園日・開園時間・交通・注意事項
ケシ(一貫種) 開花期 5月中旬 |
『平成24年8月より、薬用植物園「お花の見頃情報」(旧花だより)は、(公社)東京生薬協会の「季節の花 (東京都薬用植物園) 」へのリンクをもって代えています。』 |
ムラサキバレンギク(エキナケア) 開花期 7月中旬 |
薬用植物園の役割 |
『薬草』というとなんだか古臭いイメージがありませんか? でも実は『薬草』には、皆さんがお使いになっている医薬品の原料になっているものがたくさんあります。
美しい【ケシ】からは、痛み止めとしてなくてはならない【モルヒネ】が作られていますし、インフルエンザ治療薬として有名になった【タミフル】も【トウシキミ(ダイウイキョウ)】の果実の成分から合成されています。
東京都薬用植物園では、貴重な遺伝子資源として海外の植物園から『薬草』の種子を導入して試験検査に役立てるとともに、園内を開放して皆さんに生きている世界中の『薬草』や有毒植物を見学していただいています。
『薬草』や植物、健康に興味のある方はどなたでも見学できます。
珍しい薬草にぜひ会いに来てください。