セリとドクゼリ(有毒)
セリ 摘み草の頃、まだ草丈は短い |
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ドクゼリの花 6月頃 | ||
セリの花、7月頃 |
ドクゼリは草丈1mに達する大形の多年草で、水辺や沼地などに自生します。地下茎は緑色で、短い節があり、節間が中空なのが特徴です。 全草にシクトキシンを含有し、誤食すると、嘔吐、下痢、けいれん、呼吸困難などの中毒症状を起こします。 |
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セリはセリ科の多年草で、湿地や放棄田などに群生します。秋に新芽を出し、冬を越し、春に最も盛んに成長します。葉には香りがあって食用にされ、また栽培もされます。栽培種は草丈も高く、葉も大きくなります。 | ||
ドクゼリの地下茎 竹節状 | ||
セリ(上)は葉柄が短い、 ドクゼリ(下)は葉柄が長い
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セリとドクゼリが一緒に生えています。 左手前の小さいものがセリ、右奥の草丈の高いものがドクゼリです。4月、京都で撮影。 |
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セリとドクゼリの見分け方
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©東京都薬用植物園