オオバギボウシとバイケイソウ(有毒)
![]() オオバギボウシの芽生え |
![]() バイケイソウの芽生え |
オオバギボウシの芽では、葉は巻いています。 | バイケイソウの芽では、葉は折りたたまれています。 |
![]() オオバギボウシの芽を切り取ったもの 若い芽では葉柄は伸びていません。 |
![]() バイケイソウの芽を切り取ったもの |
![]() 花期のオオバギボウシ 成長した葉には長い葉柄があります。 |
![]() 成長したバイケイソウ 成長しても葉柄はありません。 |
オオバギボウシ オオバギボウシはユリ科の多年草で、山地の草原や明るい林に自生しています。葉は根ぎわに集まり長い葉柄を持つ葉は30㎝以上になります。7月頃、写真のような白い花を付けます。春先の芽生えや若い葉はウルイと呼ばれ、山菜として利用されます。 |
バイケイソウ
バイケイソウは草丈1〜1.5mになるユリ科の多年草で、深山の林の湿った所に群生しています。7月頃、茎の先に白〜緑色の小花が集まった花序を付けますが、花を付ける株は数が少ないようです。 植物全体にプロトベラトリンなどのアルカロイドを含有しており、誤食すると、嘔吐、下痢、血圧降下、けいれんなどの中毒症状が起きます。
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![]() オオバギボウシの長い葉柄 |
![]() バイケイソウ花 |
オオバギボウシとバイケイソウの芽生えの見分け方
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![]() バイケイソウの根 農薬にされたこともある。 |
©東京都薬用植物園