ゲンノショウコとトリカブト類(有毒)
ゲンノショウコの芽生え ゲンノショウコの芽生えの頃には、葉に赤紫色の斑点がありますが、葉が大きくなると斑点は消えます。 |
トリカブト類の芽生え
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ゲンノショウコの芽生えを掘りあげたところ 地下部には細根がありますが、塊根はありません。 |
トリカブト類の芽生えを掘りあげたところ 地下部に紡錘形の塊根(イモ状の根)があります。 |
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ゲンノショウコ 白花 ゲンノショウコは日当たりの良い畑の畦道や山道で見られるフウロソウ科の多年草です。草丈は30〜60㎝で、茎は枝分かれして地面を這います。 夏に白色、淡紅色、紅紫色の花を付けます。名前の由来は、すぐに薬効が現れるという意味で「現の証拠」と付けられたといわれ、昔から民間薬として用いられました。 薬用には、花期の地上部を日干しして、下痢止めに煎じて用いられます。 |
トリカブト類の花
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ゲンノショウコ 赤花 赤花のゲンノショウコは関西以西に多く見られます。 |
ゲンノショウコとトリカブト類の見分け方
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ゲンノショウコの葉
葉柄の付け根に線形の托葉があります
©東京都薬用植物園