1.専門監視 ・大規模食品製造業監視 ・食品流通拠点監視 2.先行調査 3. 緊急監視等 4. 食品表示適正化を図る監視 5. 食品衛生監視員研修など
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大規模な食品製造施設への監視業務についてご紹介します。
食品機動監視担当では広域に流通する食品などを製造している工場に対し、施設の特徴や製造する食品の特性に対応した衛生監視や検査を行っています。
食品製造施設に立ち入る際には、監視の目的に合わせて中心温度計や検査キットなどいろいろな器材を使用します。また、原材料や製品を検査のために採取する場合は、検体に合わせて採取器材のほか滅菌容器や耐熱容器そして保冷バッグを使用します。
〈食品製造施設監視器材〉
左上:中心温度計、赤外線放射温度計
右上:温度記憶計
左下:白衣、ヘアキャップ、マスク、手袋、シューズカバー
右下:検体容器、消毒用アルコール綿、秤 など
食品製造施設監視の前に品質管理担当者に食品製造状況や衛生管理状況などを聞取調査し、製造記録や衛生管理に関する記録などを確認します。
HACCPに沿った衛生管理の導入、定着支援のために最新の食品衛生情報を提供し、施設ごとの状況に合わせたアドバイスを行うこともあります。
重点的な監視目的がある場合は特殊な器材を持ち込んだ詳細な監視や検査を行います。定期的な衛生監視の場合は、施設全体をウォークスルーしながら、施設、設備、機械、器具、原材料、添加物、使用水及び表示ラベルの管理状況とともに食品の取扱い、作業工程、従事者の動きなどを確認します。 | ![]() |
製品や中間製品、原材料、添加物、容器包装などの衛生状況確認のため、検査に必要な量を無償で採取します。
食品製造施設監視の際には、衛生管理状況を評価し、必要があれば課題を提示して衛生指導します。
収去検査などの検査結果に基づく衛生指導が必要な場合は、再度施設に立ち入って、改善策を協議、指導し、後日効果の確認を行います。
監視や検査の結果、法令等に違反する事象が発見された場合は、迅速に調査を行い、回収等の必要な措置を行います。
このページは、広域監視部食品監視部門が担当しています。