スマートデバイス導入に関するアンケート調査結果等について

 当センターでは、令和7年度に食品製造業を対象にスマートデバイス(※ )の導入に関するアンケート調査を実施しました。合わせて、スマートデバイスを導入している製造施設にて拭き取り検査等を行い、実態を調査しました。

 

  スマートデバイスの 衛生管理について

 手指を介して操作を行うことが想定されるスマートデバイス等の導入にあたっては、定期的な消毒等を実施することができるよう、あらかじめ衛生管理方法について検討するようにしましょう。

 また、落下による破損等は異物混入にも繋がります。落下や破損を防ぐための対策も併せて行うようにしましょう。

スマートデバイス裏面を消毒している作業員のイラスト

消毒等を実施する場合には、
  ・スマートデバイス等の表面だけでなく、
   裏面付属品も忘れずに!
  ・使用後だけでなく、例えば
  「
業務開始時に再度消毒等を行う」なども効果的

 

 <大切です!>
 新しい衛生管理方法が決まったら、衛生管理計画・記録表等の見直しも忘れずに行いましょう。

 

結果概要 ―アンケート調査(22社回答)

 半数以上(68.2%)でスマートデバイスをすでに導入あるいは導入検討中

半数以上(68.2%)でスマートデバイスをすでに導入あるいは導入検討中の円グラフ

主にタブレットを使用し、各種記録・製造管理、従業員教育に活用

 清掃記録入退場の記録での活用が主でした。また、今後は製造記録にスマートデバイスを活用したいという意見も多く寄せられました。

主にタブレットを使用し、各種記録・製造管理、従業員教育に活用の棒グラフ

スマートデバイスの導入の課題

 スマートデバイスの導入には、予算以外にも現場からの反対意見や、ネット環境そのものの確保が課題となっていました。

 

結果概要 ―拭き取り検査(6施設で実施)―

 スマートデバイスそのもの(タブレット表面、持ち手等)やその付属品(タッチペンやカバー等)の拭き取り検査を6施設42検体実施しました。

  • 17検体から細菌数や腸内細菌科菌群の検出がありました。
  • デバイスの表面よりも、裏面など持ち手の部分タッチペンなどの付属品からの検出が目立ちました。
  •  汚れの目立ったデバイスの消毒前後での細菌数を確認したところ、アルコールを活用した衛生管理方法で適切に消毒できていることを確認しました。 

導入事例の紹介

  • マニュアル等の共有に
  • 従業員教育やコミュニケーションツールとして
  • 毎日の清掃記録に(不備がある場合に写真を残す、なども)

スマートデバイス導入事例の紹介のイラスト

 ※  スマートデバイスとは

  このアンケートでいうスマートデバイスとは、製造現場等に直接持ち込まれて活用されているタブレット・スマートフォン・バーコードリーダー等の持ち運べる電子機器です。据え置きの大型コンピュータ等は含みません。

スマートデバイス例示イラスト

調査の詳細は、「食品衛生関係事業報告 令和7年版」に掲載される予定です。

 

問い合わせ

 このページは、広域監視部食品監視部門が担当しています。

 

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東京都感染症情報センター
東京都健康安全研究センターサイト
(このホームページの問い合わせ先)
tmiph<at>section.metro.tokyo.jp
※<at>を@に置き換えてご利用ください。
また、個別にお答えしかねる場合も
ありますので、ご了承ください。
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