食品添加物研究科では食品に由来する危害から都民を守るために、食品衛生法に基づいて、食品中の食品添加物試験、食品添加物の品質規格試験及び食品用器具・容器包装の規格試験等を行っています。いずれの試験検査もGLP(食品検査における適正業務管理)の基準に従って実施し、結果の信頼性を確保しています。調査研究業務についても積極的に進めており、食品中からの新規指定食品添加物の試験法開発、輸入食品からの指定外食品添加物の試験法開発、化学物質暴露量推計調査、試験法が未整備の既存添加物(いわゆる天然添加物)の試験法開発と規格基準を作成するための基礎的な調査研究や食品用容器包装材からの有害物質の溶出量調査など幅広い課題に取り組んでいます。
食品中の食品添加物の使用基準に係る試験検査を実施しています。調査研究として、①食品中の添加物の簡便で高精度な試験法の開発・改良、②食品添加物の一日摂取量調査、③輸入食品に含まれる使用不許可の添加物や近年多用されている既存添加物(いわゆる天然添加物)の試験法の開発と使用実態調査などを行っています。
食品添加物の品質規格試験や食品用器具・容器包装材の規格等に係る試験検査を実施しています。調査研究として、①食品添加物の品質に関する調査研究、②食品用器具・容器包装材から食品へ移行する有害物質の調査などを行っています。