重点サーベイランスの概要

 東京都では、平成26年8月に都内でデング熱の国内感染事例が発生したことを受け、平成27年度からデング熱等を媒介する蚊の成虫及び幼虫のサーベイランス(以下、「重点サーベイランス」とします。)を都内9施設(区部)において実施しています。

 幼虫調査では、捕獲した幼虫の個体数を求めた上で、デングウイルス、チクングニアウイルス及びジカウイルス(以下、「デングウイルス等」とします。)の遺伝子検査を行っています。また、成虫調査では、捕獲した蚊を4種類(ヒトスジシマカ群、ネッタイシマカ、その他のシマカ亜属及びその他の蚊)に分類し、個体数を求めています。さらに、蚊の種類に応じて、デングウイルス等の遺伝子検査を実施しています。なお、このサーベイランスにおいて、これまで捕集した蚊から感染症病原体の遺伝子が検出されたことはありません。

 

調査施設数

 9施設(計50箇所。代々木公園は10箇所、その他の施設は各5箇所)

代々木公園(A・B地区)

戸山公園

光が丘公園

日比谷公園

上野恩賜公園

猿江恩賜公園

浜離宮恩賜庭園

駒沢オリンピック公園

葛西臨海公園

 

調査の時期

 4月から11月まで

 

調査対象の病原体

 

平成27年度

デングウイルス、チクングニアウイルス(第6回調査より)

平成28年度~ デングウイルス、チクングニアウイルス、ジカウイルス

 

調査方法

 重点サーベイランスでは、次の3つの方法により調査を実施しています。

 

・ウイルス保有蚊モニタリング(5月から10月まで)

 調査地点に蚊の捕集装置(写真)を設置し、飛来する蚊を捕集します。蚊の同定及び個体数の計数、病原体の遺伝子検査は東京都健康安全研究センターで行っています。

 

 蚊の捕獲装置 

 

・蚊の発生密度調査(4月と11月)

 調査地点で捕虫網を振り、飛来する蚊を捕集します(スウィーピング法)。蚊の同定及び個体数の計数、病原体の遺伝子検査は東京都健康安全研究センターで行っています。

 

・蚊の幼虫発生調査(4月から11月まで。月1回)

 調査地点付近の雨水枡等の溜水をひしゃくですくい、幼虫(ボウフラ)を捕集します。幼虫の個体数の計数及び病原体の遺伝子検査は東京都健康安全研究センターで行っています。

 

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 第7回 第8回 第9回 第10回 第11回 第12回 第13回 第14回
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○ ウイルス保有蚊モニタリング

● 蚊の発生密度調査

* 蚊の幼虫発生調査

 

調査結果

 重点サーベイランスの結果

 

関連情報のリンク先

<東京都福祉保健局 環境保健衛生課>

 

<東京都感染症情報センター>

 

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