11月10日(月曜日)、東京都庁第一本庁舎5階大会議場にて、ぜん息予防講演会「子どものぜん息~正しい知識と対応法」を独立行政法人環境再生保全機構と共同で開催しました。
ぜん息を持つ子どもの保護者、保育所の職員など239人の方々が参加されました。
近年、子どもを中心にぜん息患者が増えてきており、保護者や保育所等の施設の職員が、正しい知識を持ち、予防や発作時に的確に対処することなどが重要となっていることから、子どものぜん息をテーマに、東京家政大学家政学部児童学科小児医学研究室教授の岩田力先生をお招きし、講演していただきました。
粘膜が傷ついた状態のリモデリング、軽快と憎悪を繰り返す症状が長期間続く慢性疾患の特徴や、昼夜を問わず症状がなくなる寛解という治療目標などについて、基本から丁寧にお話いただきました。
また、講演後の質疑応答では、吸入ステロイドなどの吸入薬や飲み薬等の使用方法について、適切に使用すれば体への影響はないこと、保育所にてぜん息発作を起こした場合の対応方法などを分かりやすくお答えいただきました。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Reader(旧Adobe Acrobat Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Readerのダウンロードへ
このページの担当は 健康安全研究センター 企画調整部 健康危機管理情報課 環境情報係 です。