心不全による死亡は1968年以降漸次増加し1993年には男子51,362名,女子57,103名とピークを示した後,1994年には,男子37,536名,女子42,266名と突如激減し,1996年には,男子18,076名,女子21,851名となっている.
これは,厚生省が死亡診断書を改訂し原死因として「心不全」を原則として認めなくなったことによるものである.
(参考文献) 厚生省大臣官房統計情報部人口動態統計課:死亡診断書等の改訂(案)について,厚生の指標,41(4),20-25,1994